ANCHOR RCS6 EQUIPE 2012
現在〝趣味”でメインに乗っているのがこちら、ANCHOR RCS6 EQUIPE 2012です。
RCS6はフルカーボンの上位モデルRMZシリーズのジオメトリを継承しつつ、
アルミフレームとカーボンバック※で構成したハイブリッドフレームです。
※シートステーをカーボン製にすることで、アルミ特有の硬さを緩和したフレーム。
数年前まではプロ用として第一線で活躍していたそうで。
ANCHORはブリジストンのスポーツサイクルブランドで、本拠地は埼玉県らしいです。
はい、ブリジストンということは日本のメーカーですね。
RCS6に決めるまでに、ご多分に漏れず他ブランドのモデルも十分(半年ほど)検討したのですが、
先にANCHOR RFA5 EQUIPEを購入した友人(元・某工科大学研究員)から
「ANCHORのアルミフレームは溶接面の処理が素晴らしい」
というオススメの言葉を頂き、管理人もANCHORに決めた次第であります。
また東日本大震災の後でもあり、とりあえず内需拡大への協力でもできればと
国産であるブリジストンにした経緯もあります。
というのは建前で、本音はANCHORのオーダーシステムが楽しそうだったのでw
これを店頭で採寸しながらオーダーシートに書き込みしてもらい、注文しました。
今やフルカーボンフレームの価格が下がり、アルミやハイブリッドの
アドバンテージがほとんど無くなったと言われています。
確かにそれは管理人も実感しており、RCS6購入の際も、
GIANTのTCR ADVANCEなどのフルカーボンモデルにすべきか非常に悩みました。
「趣味に金額を加味するな」とか「無駄な出費を抑えるためにも30万円以上のフルカーボンを買え」というご意見も近々から頂きました。
が、なんせ(ほぼ)初めてのロードバイク。
本人の不注意によるダメージなどは必ず発生すると予想していました。
そしてその際の出費を考えると、フルカーボンはかなりリスクが高いかなと判断しました。
アルミフレームの矯正とカーボンフレームの修理では、費用に大きな差があるのではと。
(あくまで無知な管理人の根拠なしの想像ですので悪しからず)
ぶっちゃけ、初めてのロードバイクは「壊れる(壊す)前提」くらいで丁度いいと思いますしw
となるとやはりアルミフレームが妥当かな~と思ったんですが、
アルミフレームはその「硬さ」が売りでもあり
同時にデメリットでもある訳で、お尻の弱いw管理人はその点が心配。
先に購入したGIANT ESCAPE RX3はフォークもアルミなので
正にフルアルミフレームなんですが、クロスバイクなのに確かに「硬い」です。
28Cの太目のタイヤとやや長めのチェーンステー&シートステーが
フレームの硬さを緩和してくれているようなイメージです。
まあ、RX3は通勤用と割り切っていたので、長距離は走らないからいいかなと。
(実際は奥多摩周遊とかも行っちゃったりしてるんですがw)
ですがロードバイクは100km超のロングライドを視野に入れたかったこともあり、
その点でアルミフレームへの不安感はありました。
で、耐用性と快適性の折衷案としてハイブリッドフレームを選択した訳であります。
現在のところRCS6での遠出は最長120km程度、
また毎週末の朝練に峠込みで40~50km程度、
立ちゴケは3回程度wしておりますが、
お尻の不具合wやメカの不具合も出ておらず、
ハイブリッドフレームの役割を十分果たしてくれているようです。
コンポーネントですが、注文時にショップさんと相談して、
コンパクトクランク+12-25Tスプロケットにしております。
これは「貧脚だけど峠に登りたい」という要望を出したためです。
ですが実際走ってみた感じでは、峠でもコンパクトクランク+25Tスプロケよりも
ノーマルクランク+28Tスプロケのほうがいいんじゃないかと思い始めています。
理由はアウターとインナーのギヤ比の差なんですが、
これはまだ机上の空論段階なので、実際試してからレポートしたいなということで。
ちなみにRCS6の注文時にノーマルクランク(52T/39Tかな?)も28Tスプロケも選択できますので、
この辺もショップさんなどと相談しつつ決めるのがいいかと。
もうちょっと「カーボン特有のしなやかさが~」とか
「絶妙なジオメトリが生み出す推進力が~」みたいな感想が書ければいいんですが、
なんせ(ほぼ)初めてのロードバイクなので、乗り味のようなものはわかんないんですw
比較できる経験値がないので。
高性能なレビューを求めてこのページに辿りついた方々、申し訳ございません。
当初15万円の予算で購入予定だったロードバイクを
+4万させて選択したRCS6ですが、購入時の選択肢の豊富さやハイブリッドの耐用性も含め、
「初めてのロードバイク」には非常に適したモデルだと思います。
もちろんベテランの先輩方にも、数少ないハイブリッドフレームとして
他にはない魅力を感じて頂けるのではないかと思います。多分w